写真工房こぐま

秋田市在住の超アマチュアカメラマンです。

仁賀保高原を散歩4(秋田県にかほ市)

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Canon EOS-1VHS / EF17-40 F4L USM / Fujifilm SUPERIA X-TRA400

県道312号線を象潟方面へ走っていると奇妙な川の流れを発見。

引き返してパチリ。

平行して流れる「白雪川」とは別に人工的に作った用水路みたいで、

「金浦温水路」というらしい。

自宅で「温水路」で検索してヒットしたのは「上郷温水路群」というもの。

鳥海山麓のこの地域は、夏でも水温が10℃前後と非常に冷たい鳥海山の融雪水を稲作に

利用するために試行錯誤してきた苦難の歴史があるそうです。

いつものウィキペディアによると

「広く浅い階段状の水路をつくることによって河川の水温をゆっくりと上昇させ、

農作物とくに米の収量が安定することをめざした」とあります。

いわゆる超大規模な「太陽光温水装置」ですね。

しかも、昭和初期に人力で行った「日本初の温水路」疎水工事です。

「上郷温水路」での成功を受けて、一番最後に作られたのがこの「金浦温水路」。

昭和初期から現在まで90年も地域農業のために水を温め続けてきた温水路。

これからも流れ続けて行くんですね。