写真工房こぐま

秋田市在住の超アマチュアカメラマンです。

草生津川桜並木道を散歩2(秋田県秋田市)

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Canon EOS-1V / EF50 F1.4 USM / Fujifilm SUPERIA X-TRA400

ところでこの川、何で「草生津(くそうづ)」って名前なのか知ってますか?

「くそうづ」は石油の古い呼び方で「臭い水」の意味らしいです。

かつて石油大国秋田と呼ばれた時代に、秋田には多くの油井がありました。

その中でもここ八橋地区は日本一の油田地帯(昭和30年代頃まで)だったんですね。

最盛期を過ぎた現在でも日本最大級の油田です。

自噴した油の流れる川って意味合いがあるのではないかと思います。

すぐ近くの黒川油田の黒川という地名も同じような由来だと聞きました。

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Canon EOS-1V / EF50 F1.4 USM / Fujifilm SUPERIA X-TRA400

潟上市昭和の豊川地区にあった豊川油田跡には草生土という地名があります。

つい最近の2000年(平成12年)まで採油していました。

草生土(くそうど)って書くと、今度は土櫪青(天然アスファルト)の意味になります。

道路舗装に使う「日本のアスファルト発祥の地」はここなんです。

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Canon EOS-1V / EF50 F1.4 USM / Fujifilm SUPERIA X-TRA400

川縁いっぱいまで下がってプルプルしながらやっとフレームに入れたのがこれ。

桜並木のとなりに「コスモス広場」という公園があって、

そこの遊具のように置かれているのが既に引退した「ポンピングユニット」。

これは「石油の汲み上げポンプ」なんですよ。

このポンピングユニットは1960年代の国産で、現在は数えるほどしかないけれど、

最盛期は100基位稼働していたそうです。

現在稼動しているものは民家の近くでみられるものが多いです。

石油大国秋田の面影が垣間見れますね。

後ろに見えてるのが国際石油開発帝石の秋田鉱業所です。